アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が30日、東京・新国立劇場で開催中の『第61回輝く! 日本レコード大賞』に出演し、今年3月に亡くなった萩原健一さんのザ・テンプターズ時代の名曲を歌唱した。
昭和から平成にかけて60回にわたって日本の歌謡史を見届けてきた『日本レコード大賞』。令和最初となる今回、昭和から活躍し残念ながら平成の時代に亡くなった偉大な歌手の功績をたたえ、その人たちの名曲を今をときめく歌い手が歌って蘇らせる特別企画が行われた。
亀梨は、萩原健一さん(ザ・テンプターズ)の「神様お願い!」を心を込めて熱唱。萩原さんの写真や映像をバックに歌唱し、最後に深々と頭を下げた。
亀梨は「緊張しました。また、この『レコ大』のステージも初めてですし、ショーケンさんの楽曲を歌わせていただくのは光栄です」と語り、衣装について「見てくださっている方にショーケンさんを少しでも感じていただけるものをチョイスしたいなと僕なりに考えて着させていただきました」と説明。また、映画で夫婦役を演じた司会を務める土屋太鳳から「すごく迫力がありました」と声をかけられ、「本当にそう思ってる? 太鳳」と仲睦まじいやりとりを見せて笑いを誘った。
亀梨のほか、尾崎豊の「I LOVE YOU」をEXILE ATSUSHIが、河島英五の「酒と泪と男と女」を島津亜矢が、ZARDの「揺れる想い」を吉田羊と鈴木梨央が、それぞれ歌唱した。
『日本レコード大賞』は年末恒例の音楽の祭典で、TBSにて生放送(17:30~22:00)。司会は、8年連続8回目となる安住紳一郎アナウンサーと2年連続2回目となる土屋太鳳が務める。
撮影:蔦野裕