小田急電鉄は12月15日始発から、小田原線梅ヶ丘駅の上下ホーム(1・2番ホーム)にてホームドアの使用を開始した。ホームドア設置にあたり、世田谷区からの補助(世田谷区鉄道駅バリアフリー推進事業費補助金)を活用しているという。
同社は日本一安全な鉄道会社をめざし、今後もホームドア設置をはじめ、国や自治体と連携しながら各種安全対策を進めていくという。ホームドア整備計画に関して、2022年度までに1日平均の利用者数が10万人以上の駅へ優先してホームドアを設置し、他の駅はホームの混雑状況等を踏まえ、具体的に検討を進めるとしている。
小田急線ではこれまで、2012年度に新宿駅4・5番ホーム、2018年度に代々木八幡駅1・2番ホーム、下北沢駅3・4番ホーム、2019年度に東北沢駅1・2番ホーム、世田谷代田駅1・2番ホームにホームドアを設置した実績がある。12月15日から使用開始した梅ヶ丘駅1・2番ホームのホームドアに続き、今後は代々木上原駅では2020年1月12日に上りホーム、1月19日に下りホームへホームドアを設置し、2020年3月から運用開始する予定となっている。