日本だけでなくミャンマーなど海外でも活躍しているダンス&ボーカルグループPRIZMAX。2019年3月には新メンバー3人を加え、7人体制での活動をスタート、さらなる飛躍が期待されている。

今回はリーダーの清水大樹さんと新メンバーのケビンさんの2人を迎え、お互いの第一印象からそれぞれの未来図まで、たっぷりと話を聞いてきた。

  • 清水大樹(右):PRIZMAXのリーダー。担当はラッパー、パフォーマーで、出身は大阪。 ケビン(左):PRIZMAXではバックボーカルを担当。神奈川県横浜市出身

――今年、新メンバーとしてケビンさんが加入してきました。リーダーの清水さんから見て、最初どのような印象でしたか?

清水:僕の出会ってきた人間の中で一番、出会ったときの印象と今の印象の振れ幅が広いですね。最初は、本当にこの子はコミュ力が無いんだな…うまくやっていけるかなって思っていました。でもフタを開けてみたら、コミュ力爆発(笑)。

――どういうシチュエーションでの出会いでしたか?

清水:オーディション会場ですね。審査の様子を僕も見ていて、そこが初対面でした。本当にガチガチに緊張していて。あと、覚えてる? 服を脱がされそうになった瞬間に、マジで嫌がってたよな。

ケビン:「え、全部脱ぐんですか?」って言いましたね(笑)

清水:出会った当初は本当のキャラクターを周囲に見せていなかったと思うんです。けど、ある日SNSでケビンが変なテンションの動画をあげてたんですよ。メンバーとして一緒にやっているのに、「ケビンってこういう子なんだ」ってそれで知りましたね。面白いキャラですよね。言葉で説明するものじゃないんですよね、ケビンの面白さって。いろいろな名言を言うんですよ。「地球って母性」とか…。

――「地球って母性」ですか?そのお話も気になるんですが(笑)、先にケビンさんにも清水さんに初めて会った時の印象をお聞きしたいです。

ケビン:オーディションで実際に会う前に、ダンス審査用の振付動画で大くんが踊っていて、その動画でまず「すごい怖い人だな」って印象でした。そこからオーディション会場で大くんが前に出て、振りの確認を一緒にしたんですが、さらに怖い人だと思って…。それが、緊張してたように見えた原因ですよ?

清水:あの振付動画も、どうやったらわかりやすいか試行錯誤したんだよ。

ケビン:今思えば、オーディションの時は、僕が勝手にそういう怖さを感じてただけかもしれないですね。周りもみんなライバルでしたから。その後、実際に加入することになったんですけど、僕はダンス初心者だったので、本当に先生みたいな感じで教えてくれたんです。身近な感じがして、一番優しいじゃん!ってなりました。いい意味でギャップがありました。

  • 「ケビンの面白さって、言葉で説明できるものじゃないんですよ」(清水)

――ダンスレッスンの時はどういう感じだったんですか?

ケビン:休憩中とかも常に気にしてくださったんですよね。全員で踊っている時も、みんなそれぞれ自分のことに精一杯になってしまうと思うんですけど、僕たち新メンバーのことを見てくれていました。

清水:本当は、あんまり気にかけないようにしているんですけどね。言わなくても気付いてくれるし、気付いてくれたほうがいい。ラフでフランクな関係の中で、あんまり固いことを言いたいわけでもないですからね。けどまぁ、カワイイんですよね。ケビンは「地球って母性」ですから(笑)ライブで言ってたね、地球せまっ!って。

――その気になる「地球って母性」について、教えてもらえますか?