師走に入り、大掃除の季節がやってきましたね。慌ただしい日々をお過ごしの方もおられるかと感じますが、ポイントだけでもしっかり押さえて大掃除すると、運気をアップさせて来年を迎えることができます。2020年は金運とも関連が深い年。金運をアップさせる大掃除開運術をご紹介します。
大掃除はいつから始める?
大掃除を始める日として最良の日があります。12月13日は「正月事始め」と呼ばれ、お正月の準備を始めるのにとてもいい日です。
12月13日は、28個の星座で占う二十八宿では「鬼宿日(きしゅくび)」にあたります。鬼が宿るということで、どこか怖いイメージを持たれる方もおられるかもしれませんね。しかし、鬼宿日は鬼が宿から出ることのない、つまり鬼が外に出歩くことがないので、邪魔をされることもなく、物事がスムーズに運ぶ大吉日となります。大掃除は、とても縁起のいいこの日からスタートさせましょう。
どこから始める?
大掃除となると、どこから手を付けていいのかわからない人もおられるかもしれませんね。2020年は金のエネルギーが回る年。すなわち金運に大きく影響する年となります。大きな金運を取り込めるビッグチャンスとなりますから、しっかりお掃除をして、豊かな金運を呼び込みたいですね。
そのためにいちばん最初にキレイにしたい場所は、火のエネルギーを取り扱うキッチンです。キッチンはコンロやレンジ、グリルなど火のエネルギーと大きな関係があるところです。汚れたままですと悪い火のエネルギーが生まれ、金のエネルギーに襲いかかります。
火のエネルギーと金のエネルギーは相性が悪く、金運は火のエネルギーの熱で溶かされてしまい、循環することができません。そうなってしまうと、収入の減少や大きな出費があるなど不測の災難が身に降りかかり、金運が大きくダウンします。時間が足りずにすべてをキレイにするのは無理という人も、悪い火のエネルギーが生まれないよう、キッチンは清潔に保っておくといいでしょう。
2020年の運気を上げる! 西南西の方角は特にキレイに!
大掃除とはそもそも、その年の年神様をお迎えするのに失礼のないよう穢れなく清浄にするためのものです。「お正月さま」とも「歳徳神」とも呼ばれる年神様は、各家庭でお正月を過ごし、お守りを厚くし、どんと焼きが行われる頃になると天に還っていくとされます。
年神様がいる方角が恵方となります。2020年の恵方は、「西南西」です。家の中心から見て西南西となるところは、特にキレイにしましょう。この場所にゴミや埃が溜まっていると、神様のご加護が得られず幸運が逃げていきます。門松やしめ縄を飾り、神様をお迎えする前までには、お掃除を終えておきましょう。
いかかでしょうか? お掃除は風水の基本です。お掃除で通じて身も心もキレイにして、来年もいい年としましょう。