ファッションウォッチ振興会は12月5日、「時計屋大賞2019」表彰式を開催。全国にある時計屋店員200名が選んだ、「最もオススメしたい時計」を選ぶ取り組みで、腕時計3型が最高金賞に選ばれた。
選ばれた理由は
第1回目となる今年度のテーマは「国・地域別」で、2019年度に発売された、アメリカ・イギリス・スイス・北欧(スウェーデン・デンマーク)、その他欧州(ベルギー・オランダ・フランス)、ドイツ、日本の8地域11カ国から1,000品のファッションウォッチがエントリーし、8地域ごとに表彰。
そして、その中から、HENRY LONDON(ヘンリーロンドン) HL39-LS-0380 28,600円、HAMILTON(ハミルトン) H69439931 63,800円、Agnes b(アニエスベー) FBSD941 30,800円が最高金賞として選出された。
なお、ファッションウォッチとは、日常利用でき、服のように毎日「着替えられる時計」で、概ね1万~5万円の価格帯にある腕時計を指している。
会長の松崎充広氏は「気に入った腕時計は、自分を映す鏡のようなもので、好み、感性、自己表現が詰まった相棒みたいなもの」と話す。続いて、選ばれた各時計への推薦コメントを紹介しよう。
「月・日・曜日のカレンダーが品よく配置されているため、シンプルで使いやすい時計をお探しの方にお勧めです」(32歳女性店員)、「これまで女性でも着けられるムーンフェイズの時計がなかなか無かったこと、他には無いカラーリングが圧倒的に女性の支持を受けています」(35歳女性店員)。
「時計の素材やムーブメントの品質・デザインにおいて価格以上のクオリティで30代男性から高い支持を受けています」(28歳女性店員)、「これぞミリタリーウォッチ! という王道のデザインとつや消しケースなどこだわりが詰まったデザインが人気でした」(27歳女性店員)。
「手書きフォントのインデックスが可愛すぎ! ベルトの着脱のしやすさもクセになります!」(21歳女性店員)、「時代に左右されずどこかゆったりしたデザイン。カジュアルにもフォーマルにも相性抜群です」(49歳女性店員)。
※価格はすべて税込
筆者も現在使う腕時計は、現場でラフに扱えつつ、手首にあっても存在感を出さないタイプを幾つか利用して最終的に決めた思い出がある。ちなみに使っているのは、米国軍用で採用された唯一のデジタルウォッチという経歴を持つ。
スマートフォンや、スマートウォッチの機能性も捨てがたいが、愛着の持てるファッションウォッチを探してみるのもどうだろうか。