米フロリダ州オーランドにある「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド」にて現地時間12月5日、今年8月に開業したディズニーパーク史上最大規模のテーマランド「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」内でファン待望の最新アトラクションがオープン予定だ。これをもって、いよいよ同エリアの完成となり、12月5日は、かのウォルト・ディズニーの誕生日でもあることから、世界中のディズニーファンの注目を集めている。
「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」とは、映画『スター・ウォーズ』の世界観をベースにしたテーマエリア。2個の大型アトラクションを持ち、同エリア限定のフードやグッズが楽しめ、ひとたび同エリア内に入れば、レイやチューバッカ、カイロ・レンなどの人気キャラクターと遭遇することもしばしば。特定の具体的な『スター・ウォーズ』作品の単なる再現ではないが、その圧倒的な世界観の作り込みの効果で『スター・ウォーズ』の世界に誰もが没入してしまう。
まず今年5月31日、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートのディズニーランド・パークに「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」が生まれ、3カ月後の8月29日にフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのディズニー・ハリウッド・スタジオにオープン。両パークのそれは、基本的には同じ内容で、ゲストを魅了している最中だ。
この「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」で最大の注目は、12月5日にオープンする新第2アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」。カリフォルニアもフロリダも、エリア開業時には第1アトラクションである「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」が稼働していたが、本命は第2アトラクションのほうだ。これは、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングが手掛ける最先端で最大スケールの大型アトラクションで、ゲストは8人乗りのライドに乗ってスター・デストロイヤー内部に潜入。ハンガーベイで勃発しているファースト・オーダーとレジスタンスの決戦に巻き込まれてしまい、大勢のストームトルーパーやドロイド、カイロ・レンとの、臨場感たっぷりの遭遇も。
すでに本国のテレビ放送や地元メディアなどに同アトラクションの内部映像が流れているが、そのスケールやライドのタイプなどを観ている限り、これまでに体験したことがないような独自性と没入感、世界観が楽しめそうな、画期的なアトラクションとなっている模様。フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで今年12月5日にオープン後、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは2020年1月17日に稼働する。
この「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」は、今年5月のカリフォルニアでの開業当初は、エリアへの入場制限システムを発動するまでもない程度の反響だったが、新第2アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」の待望の完成を受け、その前代未聞の体験価値を求めて、世界中のファンが来場しそう。現在アメリカでは年末のホリデーシーズン真っ只中ということもあり、ただでさえ一年でもっとも人が集まるので、現地時間12月5日以降の熱狂に注目したいところだ。