京王電鉄は28日、京王線と井の頭線で大みそかに終夜運転を実施し、臨時の座席指定列車「京王ライナー迎春号」を計5本運行すると発表した。

  • 5000系を使用した臨時の座席指定列車「京王ライナー迎春号」も運転

大みそか深夜、京王線では新宿~高尾山口間、新線新宿~笹塚間、北野~京王八王子間で各駅停車をおおむね20~40分間隔で運転。井の頭線は渋谷~吉祥寺間にて、各駅停車をおおむね30~40分間隔で運行する。なお、今年度から相模原線調布~橋本間の終夜運転は行わず、競馬場線と動物園線も実施しない。

京王線では、昨年度好評だった新宿発高尾山口行の臨時座席指定列車を今年度も運転。「京王ライナー迎春号」として計4本を設定し、新宿駅を0時50分・1時30分・2時30分・3時30分に発車する。終夜運転では初めて、高尾山から新宿方面への帰りに便利な高尾山口発新宿行「京王ライナー迎春号」も1本運行。高尾山口駅を7時40分に発車する。その他、新宿発高尾山口行の区間急行1本(新宿駅2時0分発)、都営新宿線から直通する高尾山口行の急行1本(新宿駅2時40分発)を運行する。

「京王ライナー迎春号」は5000系をクロスシートで使用し、電源コンセントやフリーWi-Fiの利用も可能。座席指定料金は一律410円。乗車特典として、京王電鉄オリジナルトレーディングカードがプレゼントされる。京王線では12月31日から1月7日まで、「迎春号」のヘッドマークを取り付けた5000系2編成が運行される。