JR東日本は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたテロ対策の一環として、国土交通省が実施する危険物探知犬の実証実験に協力すると発表した。実証実験は12月4日に東京駅で実施される。

  • JR東日本が東京駅で危険物探知犬の実証実験を行う

当日は東京駅の新幹線北のりかえ口・南のりかえ口付近を危険物探知犬がハンドラーや警備員とともに巡回。人々の間を巡回し、指定席券売機などに並ぶ列なども巡回しながら危険物を探す。セントラル警備保障が受託者として調査し、訓練を受けたビーグルとラブラドール・レトリーバーを探知犬として実験を行う。実施時間は13~16時となっている。

今回の実証実験は、探知犬の活動が駅利用者の流動や歩行行動にどんな影響を与えるか探ることがおもな目的。あわせて実証実験を体験した人や見学した人にアンケートを取り、探知犬の活動に対する意識調査を行う。