厚生労働省は11月8日、「毎月勤労統計調査」(令和元年9月分結果速報等)を発表。 前年に比べて9月の実質賃金が0.6%増となり、9カ月ぶりに前年同月を上回った。

  • 「毎月勤労統計調査」(令和元年9月分結果速報等)より

名目賃金にあたる現金給与総額は27万2,937円で前年比0.8%増。うち一般労働者が35万2,645円(1.3%増)、パートタイム労働者が9万7,406円(0.2%増)となり、パートタイム労働者比率が31.24%(0.27ポイント上昇)となった。

なお、一般労働者の所定内給与は31万5,045円(0.9%)、パートタイム労働者の時間当たり給与は1,165円(1.9%増)。所定内給与と所定外給与を合わせた「きまって支給する給与」は、26万5,037円(0.5%増)となっている。

月間の所定内労働時間は127.8時間(0.6%減)、所定外労働時間は前年と変わらず10.5時間だった。