グローバルウェイは10月15日、「広告業界のホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。調査は広告業界に属する企業のうち、2015年4月1日~2018年3月31日の期間中に、同社運営の「キャリコネ」ユーザーから寄せられた「ホワイト度」評価の平均値を算出したもの。

  • 広告業界のホワイト度が高い企業ランキング

    広告業界のホワイト度が高い企業ランキング

「広告業界のホワイト度が高い企業ランキング」1位は、電通の完全子会社「サイバー・コミュニケーションズ」(ホワイト度評価3.38)だった。

同社は、広告会社とメディアをつなぐ「メディアレップ」として常に業界をリード。2018年にはデジタル広告のグローバル標準認定を世界で初めて取得したほか、2017年には、女性の活躍推進に関する積極的な取り組みが評価され、「えるぼし認定」の最高位(3段階目)を取得している。

また、1カ月単位の時差勤務、時間単位の有給休暇取得、月2回以上のノー残業デーなど、業務の効率化につながる施策も次々と実行し、労働時間削減に成功。月の平均所定外労働時間は、36.1時間(2017年度実績)となっている。

ユーザーからは「チームや個人によって残業状況は異なるが、残業代がフルで支給されるようになってから、残業を減らす方針となっている。また、チーム単位で『ノー残業デー』が自由に設定されるようになったため、自分で時間をコントロールすることは可能」(マーケティング/30代前半男性/年収600万円/2015年度)といった口コミが寄せられた。

以下、2位「電通」(同3.34)、3位「博報堂」(同3.17)、4位「アサツーディ・ケイ」(同3.14)、5位「サイバーエージェント」(同3.01)だった。