俳優の阿部寛が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『まだ結婚できない男』(毎週火曜21:00~)が、きょう8日にスタートする。

  • 阿部寛=カンテレ提供

偏屈で独善的で皮肉屋…けれど、どこか憎めない独身の建築家・桑野信介(阿部)の日常をリアルに、そしてコミカルに描いた『結婚できない男』(06年7月期放送)の続編となる今作。

ある日、日課のエゴサーチで、桑野を非難している“やっくんのブログ”の検索ランキングの順位が上がっていることに気がつき、桑野は怒りをあらわにしていた。近所でたまたま事務所を構えていた弁護士の吉山まどか(吉田羊)に相談するが、例のごとく、偏屈な発言を連発する桑野の言動に、まどかは戸惑いつつも「敵を作りやすい」とチクリ。しかし、嫌味など意に介さない桑野は、後日、まどかの弁護士としての実力を測るべく裁判所を訪れ、驚くまどかをしり目に離婚裁判を傍聴するのだった。

まどかは、夫からの離婚の申し出に同意しない妻・岡野有希江(稲森いずみ)の代理人で、この日は原告である夫の浮気が争点に。しかし、浮気を決定づける証拠はなく、有希江は圧倒的不利な状況。閉廷後、偶然トイレで原告の夫と弁護士の話を聞いてしまった桑野は「お金よりも平穏な暮らしがしたい」と和解の提案を受け入れようとする有希江に、「和解はどうかな…」と、余計な口出しをしてしまう。

一方、桑野が暮らすマンションの隣の部屋には、若い女性、戸波早紀(深川麻衣)が引っ越してきた。桑野は早紀の荷物をジロジロ見て話しかけたり、大音量でクラシックを聴いたりするが、そんな桑野に早紀は…。