京浜急行電鉄は9月7日の運行計画について、京急川崎~横浜間の上下線で運休と発表している。神奈川新町~仲木戸間で9月5日に発生した踏切事故の影響で運休が続いており、9月7日昼以降の運転再開をめざして復旧作業が進められている。

  • 京急川崎~横浜間は9月5日に神奈川新町~仲木戸間で発生した踏切事故の影響により、運転見合わせとなっている

京急電鉄が発表した運行計画によれば、京急川崎駅から品川方面は9月7日の5時頃から「ほぼ通常通り」の本数で運転するとのこと。ただし、都営浅草線との直通運転は羽田空港系統の列車のみ、本数は通常の半分程度とされている。都営浅草線から京急線へ直通し、羽田空港国内線ターミナル駅までを結ぶエアポート急行を約10分間隔で運転するほか、品川~京急川崎間で特急・急行・普通をそれぞれ約10分間隔で運転。京急川崎駅で接続する大師線は通常通りの運転となる。

横浜駅から浦賀・三崎口方面については、9月7日の5時頃から「通常の60%程度」の本数で運転するとのこと。横浜~堀ノ内間は特急・普通をそれぞれ約10分間隔で運転。堀ノ内駅から浦賀駅まで普通、三崎口駅まで特急が約10分間隔で運転される。逗子線は金沢八景~新逗子間にて、約10分間隔で普通による折返し運転を行う。

京急川崎~横浜間の運転見合わせにともない、JR線・東急線・相鉄線・横浜市営地下鉄線・りんかい線・東京モノレール・都営地下鉄浅草線・横浜シーサイドラインにて振替輸送を実施しており、9月7日の運行計画でも「状況により改札規制を実施したしますのでJR横須賀線、横浜市営地下鉄線、金沢シ-サイドライン線等への振替輸送を積極的にご利用ください」と京急電鉄。あわせて9月5日の事故に関して、「当該列車にご乗車されていたお客さまで、お怪我等のお問い合わせにつきましては、京急ご案内センターまでご連絡ください」とも呼びかけている。