サイボウズはこのほど、出版事業「サイボウズ式ブックス」を開始することを明らかにした。第1作目として、11月7日にサイボウズの人事制度変革を統括してきた副社長・山田理氏による初の書籍『マネジャーの教科書を、捨てよう。(仮)』を出版する。

  • 「サイボウズ式ブックス」の第1作目『マネジャーの教科書を、捨てよう。(仮)』を出版

    「サイボウズ式ブックス」の第1作目『マネジャーの教科書を、捨てよう。(仮)』を出版

サイボウズは2012年5月にオウンドメディア『サイボウズ式』を立ち上げ、チームワークや働き方、組織のあり方に関する情報発信を続けてきた。現在、同サイトの平均月間PVは20万を超えているが、より一層多くの人に同社の思いを届けるため、書籍を通じて情報発信を開始することになったという。

「サイボウズ式ブックス」は、2016年9月に創業したライツ社と提携して良質な書籍制作を進めていく。ライツ社は創業以降、年間6~7冊と絞り込みていねいにつくりあげた企画で、ヒット作を多数生み出している。ライツ社の販路を活用することで、全国の書店に書籍を流通させていくとのこと。

書籍『マネジャーの教科書を、捨てよう。(仮)』は、インターネットが普及し、仕事に対する価値観が急速に変わりゆく今、組織のマネジャーが大切にすべきことは何なのかに関し、サイボウズの副社長自らが自身のマネジメント経験から得た知見をまとめている。