東京2020パラリンピック、チケット申し込みは8月22日から - 競技日程も発表

東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会は8月13日、東京2020パラリンピック競技大会の競技スケジュールおよび観戦チケット第1次抽選に関する情報を発表した。

発表イベントの場には、(左から)伊藤華英氏、岩渕幸洋氏、重本沙絵氏、ソメイティ、室伏広治氏らが登壇した

パラリンピック競技スケジュールが公開

東京2020パラリンピック競技大会は、開会式が8月25日、閉会式が9月6日のそれぞれ20時から開始となる。競技は8月26日から行われ、全22競技540種目、過去最多の参加選手4,400名による12日間の熱戦が繰り広げられる。

競技日程を説明する東京2020 組織委員会スポーツディレクター・室伏広治氏

最初のメダルイベントは、自転車競技(トラック)女子C1-2-3 3,000mパシュート決勝。初日のメダルイベントは、水泳16種目、車いすフェンシング4種目、自転車競技(トラック)4種目の計24種目となる。

8月30日は、大会の興奮が凝縮される週末「ゴールデンサンデー」と銘打ち、陸上競技20種目、トライアスロン、ボート競技、水泳、柔道など63の決勝種目が行われるとのこと。

大会終盤には、東京大会から新たに採用されるバドミントンとテコンドーの2競技が登場する。閉会式当日には、マラソン、車いすバスケット男子、シッティングバレーボール女子など15種目の決勝戦が行われる。

東京2020パラリンピック競技大会の競技スケジュールは、大会全体を通じて盛り上がりが続くよう、人気競技がバランスよく配置され、全300セッションのうち、メダルイベントが含まれるセッション数は108に設定。また、家族連れをはじめとした幅広い層が競技大会へ来場しやすい時間設定となるよう、22競技のうち19競技において、22時以前に最後のセッションが終了するスケジュールとなっている。

また、アスリートファーストとして暑さへの配慮も行い、マラソンは7時から6時半に、トライアスロンは8時から7時半に開始時間を前倒しするという。