吉本興業に所属するお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が9日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演し、同事務所の先輩でMCを務める加藤浩次への感謝の思いを語った。

近藤春菜

近藤春菜

吉本興業の一連の闇営業問題を受け、加藤はお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志と連絡を取ったほか、大崎洋会長と2度の会談を経て、「エージェント制度」の導入を条件に吉本に残留することを決意。会社側や松本との対立があるかのように報じたマスコミを批判しつつ、先月22日の同番組で「今の社長、会長の体制が続くんだったら僕は吉本興業を辞める」と宣言したことについては謝罪した。

これを受け、近藤は「私も加藤さんの22日の発言で、もちろん辞めないで欲しいという気持ちがすごく大きいんですけど」と前置きしつつ、「加藤さんの思いも分かりますし、そこで『辞めないでください』と言えなかったんですよね」と告白。

さらに、「加藤さんがずっと水面下で話し合いを進めてくださったことに関して、ただ一人で辞めていくということじゃなくて、本当に私たち下の芸人に対しても本当にありがたいこと」と胸の内を明かし、「闘ってくださっている、話し合いを進めてくださっているというところで、もちろんその中でお互いに歩み寄るところがありますし、加藤さんが辞めるという形じゃない選択をすることは自然の流れだと思いますし、下にとってはものすごいありがたいことです」と率先して会社と交渉した加藤に感謝していた。