読売新聞のCMに出演している俳優の斎藤工さんが、来年の東京2020オリンピック・パラリンピックに向け読売新聞の「特別記者」に就任する。この就任を記念して7月22日、東京のよみうり大手町ホールにて就任式とトークショーが行われた。

  • 俳優の斎藤工さんが特別記者に就任

    俳優の斎藤工さんが特別記者に就任

就任式には、抽選で選ばれた読者約500人が参加。読売新聞日曜版の連載マンガ「猫ピッチャー」の主人公のミー太郎から特別記者の任命状を授与された。

  • ミー太郎から特別記者の任命状を授与

    ミー太郎から特別記者の任命状を授与

任命状を授与され「来年はオリンピック・パラリンピックも特別な年。タレントが記者のやっていることをぶち壊して、踏み込んで行きたいなと思う。世の中が大きく変わっているので、記事を生み出したい」とコメントした。

  • 特別記者の腕章を付けて質問を行う斎藤

    特別記者の腕章を付けて質問を行う斎藤さん

特別記者の初仕事として「読売新聞スペシャルトーク ~東京2020開催まであと1年!~」でアスリートへのインタビューを行った。トークショーには、車椅子ランナーで北京パラリンピック陸上金メダリストの伊藤智也さん、リオデジャネイロオリンピックの競泳女子金メダリストの金藤理絵さん、Jリーグや日本代表で活躍したサッカー選手の城彰二さんが登壇した。

  • 初仕事はスペシャルトークでアスリートへのインタビュー

    初仕事はスペシャルトークでアスリートへのインタビュー

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で、アムステルダム五輪の水泳競技メダリストの高石勝男役を演じている斎藤さんは、「オリンピックのシーンで周りのレーンを泳ぐ方が現役の水泳選手で、いい経験をさせてもらった」と収録のエピソードを語った。

同じ水泳選手の金藤さんに「当時はゴーグルと水泳帽がなくて、撮影の本番ではコンタクトがなくなって大変だった。水中の恐怖心をなくす方法はありますか」という質問を投げかけ、「企画で、目が見えない人が水泳で使うブラックゴーグルというものを付けたが、全く見えずに怖くて泳げなかったので、やはり慣れなんでしょうか」と回答をもらっていた。

  • スペシャルトークに参加した金藤さん(左)と城さん(右)

    スペシャルトークに参加した金藤さん(左)と城さん(右)

また、金藤さんが実際にリオデジャネイロオリンピックで獲得した金メダルを首にかけ、その重さを確かめた。

  • リオデジャネイロオリンピックの金メダルをかけた斎藤さん

    リオデジャネイロオリンピックの金メダルをかけた斎藤さん

伊藤さんには、パラリンピックへの意気込みを尋ね「しっかりと記憶に刻める試合ができるように、パラリンピックに出たい」とコメントをもらった。

  • 伊藤さんにパラリンピックへの質問をする斎藤さん

    伊藤さんにパラリンピックへの質問をする斎藤さん

斎藤さんの「今後、注目する選手は」という質問に対しては、金藤さんは「長年、代表として頑張っている背泳ぎの入江選手」、城さんは「レアルマドリードの久保選手と、オリンピックでのオーバーエイジ枠の選手に注目してほしい」と話した。

  • スペシャルトークでは、アスリートへインタビューを行った

    スペシャルトークでは、アスリートへインタビューを行った

今回のイベントの様子は、8月4日発売の読売新聞に掲載される予定で、 斎藤さんは特別記者として今後東京オリンピック・パラリンピックに向け、関連紙面やイベントなどに登場する。