女優の上野樹里が主演するフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』(毎週月曜21:00~)の第1話・2話ダイジェスト「ふり返りSP」が22日に放送され、番組の最後で、次週29日に第3話が放送されることが予告された。

  • 『監察医 朝顔』主演の上野樹里=29日放送予定の第3話より

当初は、22日に第3話が放送される予定だったが、この中で放火殺人事件を扱っていたことから、18日に発生した京都アニメーションの放火事件を受け、「ふり返りSP」に差し替えられた。

この冒頭で、「先日、京都で発生した火災にて、犠牲になられた方々、ご遺族の方々、関係者の皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。本日予定しておりました第3話が類似した事件を扱っていたため、今週は放送を見送り、これより1話および2話のダイジェストを放送させていただきます。」とテロップで表示した。

第3話は「表現に配慮して編集、演出などを変更した上で放送する予定です」として、29日に放送。あらすじは、以下のとおり。

朝顔(上野)は、恋人の桑原(風間俊介)からプロポーズされるが、すでに2人の関係に気づいていた平(時任三郎)は「あいさつがない」などと言って交際に反対する。

翌朝、平は朝顔と話すことを拒むかのように、いつもより早く出かけようとする。そんな平を玄関まで追いかける朝顔だったが、そのとき、2人のスマートフォンに火災が発生して死者が出たという連絡が入る。

4人の遺体が朝顔たちのもとに運ばれてくる。捜査を担当する平と桑原は、現場には当時、5人の男性が出入りしていたことを朝顔たち法医学者に告げ、誰が生き残った1人なのかを突き止めるため、朝顔たちに、4人の身元究明を依頼する。主任教授の茶子(山口智子)が不在の中、朝顔は、藤堂(板尾創路)や絵美(平岩紙)らとともに、1体ずつ遺体の解剖を行うが…。

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