「東京2020期間中の通勤・移動に不安あり」が7割 - 企業の対策は?

サイボウズはこのほど、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」時の働き方対応に関して、東京都内勤務、25歳～50歳の男女400名を対象にアンケートを実施。その調査結果を発表した。

大会期間中の通勤や仕事上の移動についてどう思いますか？

競技大会中の通勤や仕事上の移動についてどう思うか尋ねたところ、「不安がある」という回答は約4割に達し、「やや不安がある」と合わせるとその割合は70%に。理由として、「移動に時間や手間がかかりそう」(92.4%)や「混雑により暑さが増しそう」(59%)という声が多くあがった。

通勤や仕事上の移動に不安がある理由

続いて、「大会期間中、本音では会社を休みたいかどうか?」と聞いたところ、70.6%が「はい」と回答。その理由を尋ねると、「交通混雑が嫌だから」(73.2%)、「大会を観戦したいから」(53.3%)、「出社しても仕事自体が滞りそうだから」(30.6%)といった回答が上位に並んだ。

大会開催時期に、本音では会社を休みたいと思っていますか?

大会期間中、会社を休みたいと思う理由

調査では、全回答者のうち「社内で業務として働き方整備に関与している人」約100名に対し、会社としての対策の予定があるかも質問。およそ4割が「予定していない」(38.8%)ことが明らかとなった。「予定がある」とした63名にその内容を聞くと、「時差通勤」(49名)が最も多く、次いで「スケジュール調整の推奨」(41名)、「有給休暇取得の推奨」(37名)、「いずれかのリモートワーク」(36名)と続いた。