箱根登山鉄道はモハ1形103-107編成が7月19日のラストランをもって引退することを受け、引退記念装飾や引退記念グッズ販売などの記念企画を実施している。
引退記念装飾は6月1日から実施しており、内外装を引退記念仕様に装飾したほか、車内では写真展も開催している。
7月19日には、「サンナナ」と呼ばれた同編成の限定グッズを箱根湯本駅ホーム内特設売場で販売する予定。貸切列車の方向板など全22種類の引退記念方向板を再現した缶バッジ(1個300円)は、方向板のデータをそのまま縮小して作ったため、本物とまったく同じデザインだという。他にもキーホルダーやマグネットなどのグッズが販売される。なお、7月20日に入生田検車区で行われるさよならイベントでも、引退記念グッズが限定販売される。
ラストラン当日の7月19日、各駅窓口で発売する硬券入場券を購入した人を対象に、モハ1形103-107編成の雄姿を描いた引退記念オリジナル台紙の配布を10時から開始。配布枚数は各駅限定100枚。入場券の購入は1人2枚までとされている。