香取慎吾と白石和彌監督が初タッグを組んだ映画『凪待ち』(公開中)の生中継舞台挨拶付き上映が、7月6日に全国78館で実施されることが3日、明らかになった。

  • 舞台挨拶で香取慎吾が自撮りした写真の数々

6月28日に公開を迎え、「アイドル香取慎吾の面影はもうない」 「香取くんのどうしようもなさが完璧」「男臭い香取慎吾がすんごい良かった!」など、SNSで香取の今までのイメージを完全に払拭した芝居を評価する声が続出している本作。ロケ地ともなった東日本大震災の被災地・宮城県石巻市の、いまでも復興を続ける地元の人々の姿も描かれ、本作のタイトル通り、いまでも“凪”(海面が静まった海)を待つ被災地の“現在”を映したことでも話題となっている。

そしてこのたび、初週好スタートを記念し、主演・香取慎吾、共演の音尾琢真、そして、白石和彌監督による、全国78館の生中継舞台挨拶付き上映が7月6日17時から(本編上映前イベント)開催されることが決定した。中継映像でしか見ることのできないアングルでゲスト登壇の様子を演出予定。「よりたくさんの人に観て欲しい!」とキャスト・監督が初日舞台挨拶でも語ったように、公開後になっても“凪待ち”PRキャンペーンは続く。

これまで公開前キャンペーンとして、塩釜・名古屋・大阪・福岡・札幌で完成披露イベントを実施、初日3日間では、ロケ地・石巻から始まり、六本木・横浜・川崎・府中・錦糸町・西新井・流山を巡る舞台挨拶を行い、その他エリアの全国の『凪待ち』ファンが舞台挨拶の様子を見たいと熱く希望したことからこの生中継舞台挨拶付き上映の実施に至ったという。

本作は、宮城県石巻市を舞台に、人生どん底まで墜ちきった男のバイオレンスと狂気、怒りと裏切り、不条理と悲劇、そして、切ない暴力を描いた衝撃のヒューマンサスペンス。恋人が殺され、さらに次々と襲い掛かる絶望的な状況から自暴自棄になっていく主人公・郁男を香取が演じた。

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