グローバルウェイは、7月3日に商社・卸売業界の「労働時間の満足度が高い企業ランキング」を発表した。

調査対象は『日経業界地図 2018年版』(プレジデント社)で「卸」「商社」に企業の記載があり、対象期間中(2015年4月1日~2018年3月31日)に企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」ユーザーから労働時間の満足度評価が20件以上寄せられた企業としている。

  • 商社・卸売業界の労働時間の満足度が高い企業ランキング

1位は早くから残業時間削減や有休取得促進に取り組む住友商事(4.09)。続いて、2位は双日(3.77)、3位は三菱商事(3.65)、4位は豊田通商(3.57)、5位は丸紅と三井物産(3.47)、7位は伊藤忠商事(3.34)、8位はスズケンと日本出版販売(3.33)、10位はあらた(3.29)となる。

ユーザーのコメントには、「月の残業時間は、事務職は平均20時間未満であると思います。休日出勤は滅多になく、ライフワークバランスが非常に取りやすいと思います」(住友商事/カウンターセールス/20代後半女性/年収600万円)とある。

同社では、2005年頃からワークライフバランスの重要性に着目し、さまざまな取り組みを開始。世界を相手にビジネスを行う商社では「長時間労働が当たり前」というイメージもありますが、会社をあげて残業時間削減や有給休暇取得促進などを行ってきましたという。