タレントの小堺一機、関根勤が、女優の天海祐希に今一番気になっている“モノマネ芸人=マネもの(真似者)”を、さまざまな切り口のベスト3で紹介していくフジテレビ系バラエティ特番『コサキン・天海の超発掘! ものまねバラエティー マネもの』が、きょう27日(22:00~23:34)に放送。4年ぶりの復活とあって、溜まったエネルギーが一気に放出されるかのように、怒涛の勢いでモノマネVTRが登場する。

  • (左から)小堺一機、天海祐希、関根勤=フジテレビ提供

無類のモノマネ好きで番宣なしの天海は、まさかの“トップバッター”としてネタを披露。「京都の骨董屋のお母さん」「ジムで会ったときの阿部寛」「自己紹介をする中森明菜」という3連発で、これから始まるモノマネショーのために自ら体を張って温める。

ここからは90分超にわたり、スタジオ収録からロケからものすごい勢いでモノマネVTRが登場。スタジオセットには丁寧にも、今回登場するテーマが全て公開されており、「突然泣く人 BEST3」「遠目ならいける BEST3」「日常の風景 BEST3」「働く人 BEST3」「CM直前 BEST3」「アンミカ BEST3」「ザ・ノンフィクション BEST3」など、タイトルを見ただけでワクワクしてしまうものばかりだ。

登場する面々も、実績申し分ないコロッケ、原口あきまさ、友近、中川家といった実力派から、無名の若手まで、とにかくどんどんネタが披露されていき、そのテンポは笑っている暇を与えてくれないほど。横澤夏子に至ってはネタを見せる一方、『バイキング』での1シーンを若手にネタにされ、マネする側とされる側という両方の立場で名前を出すという快挙を成し遂げている。

最初のブロックから涙を流して“過呼吸”状態の天海は、終始ハンカチで口や目頭を押さえながら、先週まで同じ木曜の夜にクールな刑事を演じていたとは思えないほどの爆笑っぷり。コサキンの2人が「バーカでぇ!」「くだらねぇ!」と“マネもの”たちに賛辞を送る声は、かつてのラジオファンにはたまらないだろう。

また、自身もモノマネを探求するコサキンの2人だからこそのコメントも効果的。「あのへんがリアルだよね」「あそこをもうちょっとやると全部分かっちゃうから」など、的確に面白ポイントを指摘してくれる。関根から時折出される補足メモも大きな役割を果たしており、かつてフジの木曜夜に放送されていた『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」を彷彿(ほうふつ)として、これもまたうれしい。

そんな2人は、今回も締めで最新モノマネを披露。それぞれのネタに加えてコラボも見せており、スタッフロールが流れた後の最後の最後まで見逃せない。

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