ジャストシステムは5月28日、「新卒社員に関する実態調査2019年春」の結果を発表した。調査は4月22日~26日、2019年4月に入社した22歳~27歳の新卒社員865名を対象にインターネットで行われた。
現在の職場において戸惑っていることや困っていることを聞いたところ、男女ともに「覚える内容の多さ」(男性37.1%、女性36.6%)が最多回答となった。次いで、男性は「仕事量の多さ」(28.2%)、「食事や睡眠といった日常生活の変化」(26.0%)と続いたのに対し、女性は「上司とのコミュニケーション」(33.7%)、「先輩とのコミュニケーション」(30.2%)と続いたことから、男性は「業務量」、女性は「コミュニケーション」に悩んでいることが伺えた。
何かしらの悩みを抱えている新卒社員だが、相談に乗ってくれる先輩はいるのだろうか。そこで、「親身になって相談に乗ってくれる先輩はいますか?」と質問した結果、「たくさんいる」という人は10.6%、「たくさんではないが、いる」人は50.3%と合わせて6割だったのに対し、「まったくいない」(13.2%)あるいは「あまりいない」(25.8%)という人も4割いることがわかった。
また、今の仕事をあと3年以上「続けられそう」(21.8%)または「たぶん続けられる」(36.2%)という人はおよそ6割。さらに、「今の会社を後輩に薦めたいですか?」という問いに、「薦めたい」(9.0%)あるいは「どちらかというと薦めたい」(28.1%)という人はあわせて37.1%と、およそ4割の人が現在の会社を好意的に捉えていることがわかった。