学情は5月24日、20代若手社会人が選ぶ「転職人気企業ランキング」を発表した。調査期間は2018年11月7日~12月31日、「Re就活」登録者・学情主催イベント来場者およびネットリサーチ会社による調査にて行われた。有効回答は20~29歳の社会人654人。

  • 20代若手社会人が選ぶ「転職人気企業ランキング」

    20代若手社会人が選ぶ「転職人気企業ランキング」

総合1位は、2018年に自動車をつくる会社からモビリティカンパニーにモデルチェンジすることを発表した「トヨタ自動車」。以下、2位「グーグル」、3位「ソニー」、4位「アマゾンジャパン」、5位「ANA(全日本空輸)」、6位「任天堂」、7位「JAL(日本航空)」、8位「パナソニック」、9位「楽天」、10位「オリエンタルランド」と続き、今後も成長が見込まれる企業が人気を集めるとともに、ITソフトウェアや電気機器業界の企業がトップ10のうち半数を占める結果となった。

一方、同社が3月に発表した「2020卒就職人気企業ランキング」では、「伊藤忠商事」が6年ぶりに首位を奪還。次いで2位「味の素」、3位「JTBグループ」、4位「オリエンタルランド」、5位「ANA(全日本空輸)」、6位「エイチ・アイ・エス(H.I.S.)」、7位「丸紅」、8位「アサヒ飲料」、9位「大日本印刷(DNP)」、10位「ソニーミュージックグループ」と続いた。

学情は、20代若手社会人は「スキルを身に付け活躍の場を広げること」を重視する傾向がみられるのに対し、「2020卒学生は安定志向が強まっている」と分析している。