SBIいきいき少額短期保険5月17日、終活に関するアンケート調査(第2回)の結果を発表した。調査期間は2018年12月26日~2019年1月15日、調査対象は同社保険契約者で、有効回答は2,225人。
「終活」という言葉を知っている、または聞いたことがあると答えた割合は90.5%(2017年の前回時は90.6%)。一方、「聞いたことはあるが、具体的なことを知らない」は前回比9.2ポイント減の12.4%となり、言葉だけでなく具体的な内容まで浸透してきていることがわかった。
今回新たに終活の必要性を尋ねたところ、70.9%が「必要性を感じる」と回答。終活について、「家族と話したことがある」は40.4%、「話したいと思っている」は40.5%と、計80.9%が家族と話す必要があると感じていた。
自身が既に行っている終活を聞くと、「お金の準備(保険等)」(48.3%)が前回同様首位。以下、2位「物の整理、片付け」(43.5%)、3位「旅行や趣味など、今の人生を楽しむこと」(40.4%)、4位「お墓の準備」(25.1%)、5位「お葬式の準備」(24.5%)と続いた。前回と比較すると、「物の整理、片付け」は約10ポイント増加し、同調査では「生前整理の意識が高まっている」と推測している。
終活をしていて心配なことや気になることは、1位「物の整理、片付け」(26.2%)、2位「お金の準備(保険等)」(22.5%)、3位「お葬式の準備」(16.4%)、4位「介護、延命治療、臓器提供などの意思表示」(14.2%)、5位「遺言書の作成、相続の準備」(14.1%)となった。