元HKT48の指原莉乃が、5日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、山口真帆への暴行事件を巡る一連のNGT48騒動について、AKB48グループのプロデューサーを務める秋元康氏の言葉を伝えた。
4月28日の卒業コンサート後、囲み取材で「私にできることはすごく限られていますし、今までも実際に会社の人たちに『どうしたらいいのか』、『こうすることはできないのか』って何度も声を上げたんですけど、私1人の力で動くものじゃないんだなと、改めて社会、会社の厳しさに気付きました」と騒動に言及した指原。
あえてこの話題に触れたことについて指原は、「たぶん、お祝いの場なので会社側からその件については(控えてほしい)という話だったんですけど、とはいえ、みなさんが聞きたいことも話さなきゃいけないことも、何となく自分では感じていたのでお話させていただきました」と説明。「(山口が)すごく私に申し訳ないという気持ちを持ってくれていて、すごく優しくて自分のことだけじゃなくて周りのことも守りたいという気持ちもすごくあって。いい子なんだとあらためて思いました」とその人柄を褒めた。
すると司会の東野幸治は、「秋元さんは今回の騒動に対して発言をされていないんですが、秋元さんがどう思っていらっしゃるとか聞きましたか?」と質問。これに指原は、「これはどうしようもないなと思ったのである日、秋元さんに相談をしました」と明かして「その時に……言っていいのか分からないですけど」と前置きし、「会社側がすべて今は勝手に動いてしまっていて、本来相談をすべき秋元さんに相談も報告もせずに、NGTの今後の動きを先に発表してしまっていたり、トップが変わった瞬間から秋元さんがクリエイティブだけのプロデューサーになっていたので。唯一、(山口との)間に入って話せる人がいるんですけど、その人伝に秋元さんも励ましの声を掛けていたと聞いています」と秋元氏の言葉を伝えていた。