小田急グループの小田急レストランシステムは26日、コークッキングが運営するウェブプラットフォーム「TABETE(タベテ)」に特急ロマンスカー運休時の弁当を出品すると発表した。安全でおいしく食べられるにもかかわらず、廃棄の可能性がある商品の販売機会を新たに設けることで、フードロスの削減をめざすという。
今回の取組みでは、特急ロマンスカー運休時に車内で販売している「あしがら弁当」を「TABETE」に出品。「TABETE」にアクセスして同商品を購入した利用者は、新宿駅西口コンコースの「キューズ カフェ(Q's cafe)」にて商品が受け渡される。
小田急グループは事業やCSR活動を通じ、SDGsで掲げる社会課題を解決し、社会への貢献や環境負荷の低減に努めており、中でも「食品廃棄物の削減や活用」は対処すべき問題のひとつととらえている。
特急ロマンスカーの車内では、2019年1月から車内販売で使用するストローをすべて紙製ストローに変更するなど、環境に配慮した取組みを進めている。今後も環境に配慮した取組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献するとのこと。