公開初日を迎えた『ぼくらのショウタイム』の舞台あいさつが13日、神奈川・横浜のイオンシネマ 港北ニュータウンで行われ、アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一と榊英雄監督、よゐこの濱口優が出席した。
本作は、メ~テレ(名古屋テレビ)の情報番組『デルサタ』から誕生したスペシャルドラマ。 同番組では濱口優とA.B.C-Zのコラボ企画を数々行っており、その第4弾となる今回は濱口をエグゼクティブプロデューサーに迎え、A.B.C-Zのメンバー全員が出演するというもの。同ドラマはメ~テレで4月5日に放送されたが、この日から1週間限定で全国の劇場で上映され、テレビでは放送されないシーンを盛りこんだディレクターズカット版となっている。
『デルサタ』を飛び出して映画館での公開を迎えたA.B.C-Zのメンバーたち。河合が「贅沢ですよね。テレビだけじゃなく、こうやって全国の映画館で公開されるなんて本当にありがたいです」と感謝し、戸塚も「グループ5人でドラマをやるだけでもフルコースなのに、映画館まで考えてくれた濱口プロデューサーに感謝です」と感激しきりだった。
スケジュールはかなりキツかったようで、塚田は「すごかったですね。妥協せずに作ったという感じで、みんなで高みを目指しました。時間はありませんでしたが、しょうがないカットはワンシーンもありません」と自信。戸塚も「メンバーみんなに役者として『お前らこうだぞ』という言葉をいただいたので、僕たちにとってはいい機会でした」と榊監督に感謝し、橋本は「今回の第4弾の企画が公開になりましたが、すごく楽しい作品になっています。皆さん楽しみにしてください」とアピールした。
同ドラマはプロデューサーを務めた濱口の一言で決まったという。濱口は「次何をやろうかという話になり、思いつきで『ドラマとかいいんじゃないんですか?』と発した僕の一言でスタッフを巻き込んで撮ることになりました。本当に思いつきですよ(笑)」と苦笑いで、「僕の好きなA.B.C-Zの魅力が詰まった映画になっています。1人だけでも成立させるパワーがありますが、30分の間に5人の魅力が詰まった作品になりました」とA.B.C-Zのメンバーを絶賛。気になる次の企画の話題になり、橋本が「次なにやります? 塚っちゃんがコントやりたいと言ってましたよ」と明かすと、濱口は「良いですね。でもだいたいオチは五関くんだけど。楽しそうだよね。やってみたいです」と乗り気だった。