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【この記事のエキスパート】
Cha Tea 紅茶教室代表:立川 碧

Cha Tea 紅茶教室代表:立川 碧

紅茶はワインと同じように産地により香りや味が異なり、楽しむ器の形状によって風味も変化しますが、まだまだ知識の普及が進んでおらず「紅茶」とひとくくりにされてしまうことが多い飲みものです。

飲む紅茶、文化としての紅茶、皆さまが自分好みの紅茶を探すお手伝いが出来れば嬉しいです。


紅茶といえば、インドやスリランカなどが有名ですが、近年では「和紅茶」と呼ばれる日本産の紅茶生産も進められています。この記事では、和紅茶の選び方の説明とおすすめ商品を厳選。産地や品種、フレーバーの選び方から、バラエティに富んだ和紅茶の商品をラインナップしています。

和紅茶とは? 味の特徴とは?

和紅茶とは、国産の茶葉を使ってつくられる紅茶を指します。茶葉は紅茶も緑茶も同じ茶葉を使っていて、違いは発酵させているか・いないかだけです。茶葉を発酵させると、紅茶になります。国内で生産されているので、できたての紅茶を新鮮なうちに流通させられるのもポイント。

和紅茶は、インドやスリランカでつくられる紅茶よりもやわらかく繊細な味わいが特徴です。渋みも穏やかであと味もスッキリしています。ノンシュガーでもおいしく飲め、和食や和菓子にもよく合います。

和紅茶の選び方

和紅茶を選ぶときのポイントを解説していきます。ポイントは下記。

【1】産地で選ぶ
【2】品種で選ぶ
【3】フレーバーで選ぶ

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】産地で選ぶ

欧米の食スタイルが当たり前となった現代、残念ながら緑茶の消費量は減っています。その一方、新たな地方の特産品として紅茶作りが推奨されるようになり、静岡をはじめ福岡や佐賀、鹿児島、沖縄など西日本を中心に個性的な和紅茶が生産されています。産地により、お茶の香りや味わいなども異なりますので、旅行の際や地方の物産展などで出会った和紅茶を楽しんでみてください。

【2】品種で選ぶ

お茶の原料は、カメリア・シネンシスと呼ばれるツバキ科の植物。加工方法によって緑茶、烏龍茶、紅茶になるため、それぞれの加工法に合った茶樹の品種が選択・栽培されています。

「和紅茶」には、緑茶用の品種を使用して製茶されるものと、紅茶用の品種から作られるものがあります。緑茶用品種の代表格は「やぶきた」や「さえみどり」。紅茶用品種は「べにふうき」や「べにほまれ」など。緑茶向きの品種は爽やかな香り、すっきりした味わいで知られ、紅茶用の品種は甘い香りにコクのある風味が魅力です。

とくに「べにふうき」は、香り高くはっきりとした味わいが特徴のアッサム種に近い品種でありながら、ダージリンのようにおだやかな味わいが楽しめる品種です。

好きな風味を探すポイントとして、品種の特徴を参考にしてみましょう。

【3】フレーバーで選ぶ

和紅茶は渋みが少ないものが多いので、柑橘系やフルーツなどとの相性もよく、ドライフルーツやスパイスとブレンドされた商品も多くあります。

また、生産地方の特産品が使用されたものもあります。たとえば柚子の産地で生産される和紅茶には柚子の香り、生姜が有名な地域の和紅茶には生姜の香りがつけられることも。みかんやリンゴ、梨など、さまざまなブレンド商品がありますので、ぜひ試してみてください。

日本の紅茶以外にもフレーバーティーは種類が豊富です。市販のフレーバーティーを詳しく知りたいなら下の記事もチェックしてみてくださいね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)