タレントの所ジョージが、日本テレビのキャンペーン「ゴールデンまなびウィーク」(4月29日~5月5日)の“塾長”に就任。このほど、東京・汐留の同局で取材に応じ、ネット情報への依存に警鐘を鳴らした。

所ジョージ

このキャンペーンは「新しい世界を、まなぶ。」をテーマに、さまざまな番組が連動して“まなび企画”を展開するもの。昨年に引き続き、塾生を桝太一アナウンサーと水卜麻美アナウンサーが務め、今年は新たに俳優の中村倫也が“塾生代表”として参加する。

報道陣から「今学んでみたいこと」という質問が飛ぶと、所は「ないですね」と即答。「その日に疑問に思ったことはちゃんと句読点つけるようにしてます。これは一体どういうことなんだろうと思ったら、その日のうちに解決しないと寝付けないんで」と話した。

そこで、桝アナが「ググったりするんですか?」と尋ねると、所は「コンピューターの情報は曖昧な情報なんで。皆さんはネットとかの情報が正しいと思ってるみたいだけど、あれなみんなの集まったただの情報なんで、僕は全然相手にしないですよ」ときっぱり。

自身のウィキペディアの情報も「あれが今の僕じゃないからね。気になったらバラバラにして、自分で組み立てようとして、できなかったら『俺は技術者じゃないんだな』って学ばないと」「実際に自分の手の中で行われたことの感動のほうが大きいもん。だからいろいろ経験したほうがいい。失敗すればするほど、頭に入るからね」と、自分で調べることの重要性を説いた。

キャンペーンソングには、サカナクションの「新宝島」が決定。桝アナは「最近、娘を見ていると、何でも『まなびたい』という気持ちが見えてくるのです。今回、娘と一緒にまなぶつもりで、あらためて『新しい知識を入れる』ことが楽しいということを、思い出したいと思います」、水卜アナは「そもそも何をまなべばいいかよく分からないなと思ったので、まなびウィークを通じて、何に疑問を持ったら楽しいのかを見つけ、『まなぶ』ことでワクワクする気持ちを思い出したいです 」と、それぞれ意気込みを語っている。

  • (左から)桝太一アナ、所ジョージ、中村倫也、水卜麻美アナ