カネボウ化粧品は3月5日、「酷暑の汗対策に関する調査結果」を発表した。調査は2月12日~13日、全国の20~30代の営業職女性500名を対象に、インターネットで行われた。

  • 汗対策で、特に困ったこと

    汗対策で、特に困ったこと

調査ではまず、記録的な酷暑となった2018年において、例年以上に困ったことを聞いたところ、「汗」(48.0%)、「日やけ」(44.6%)、「水分補給」(37.6%)が上位に。そこで、1位の「汗」について特に困ったことを聞くと、「メイクがくずれる」(64.2%)が最も多く、次いで「ニオイがついてしまう」(54.2%)、「衣類が濡れてしまう」(50.0%)と続いた。

また、2番目に多かった「日やけ」について、「日やけ止めを塗っていたはずなのになぜかやけてしまった経験はありますか?」と聞いたところ、実に7割の女性が「ある(時々含む)」(70.8%)と回答。うっかり日やけしてしまったシチュエーションとして、「乗り物での移動中」(46.6%)、「海」(45.5%)、「仕事」(37.2%)が多く挙がった。

  • 日やけ止めを選ぶ基準

    日やけ止めを選ぶ基準

続いて、日やけ止めを選ぶ基準を教えてもらったところ、「SPF値・PA値」(73.6%)と「汗・水に強いこと」(63.4%)に回答が集中。次いで「においが気にならないこと」(33.8%)や「肌仕上がり」(27.8%)と続き、機能性と付け心地が重視される傾向がうかがえた。

しかし、一方で、それぞれに日やけ止めを選ぶ基準は考えていながらも、72.8%もの女性が「日やけ止めに関して、次々と新しい技術が出てきていて何を選んだらよいかわかりづらい」と感じていることが明らかに。

  • 欲しい日やけ止めの機能

    欲しい日やけ止めの機能

そこで改めて、酷暑が騒がれている今だからこそほしい日やけ止めの機能を尋ねた結果、「汗を拭いても落ちない」(65.0%)が最多となり、次いで「べたつかない」(62.2%)、「汗や水に強い」(55.8%)と続いた。