欅坂46の平手友梨奈が6日、都内で行われた映画『響 -HIBIKI-』のBlue-ray&DVD発売記念イベントに出席し、共演者と息の合ったやりとりを見せた。
同作は、平手にとって映画初出演にして初主演作。柳本光晴氏による大人気コミックを原作に、平手演じる天才女子高生小説家・鮎喰響が、信念を曲げない姿勢によって周囲の価値観を変えていく様を描く。Blue-ray&DVDの発売に合わせた今回のイベントでは、映画の上映前に平手をはじめ、共演のアヤカ・ウィルソン、板垣瑞生(M!LK)、月川翔監督が登壇するトークショーが実施された。
平手は、「久しぶりにお会いできてうれしいです」「凛夏は凛夏だし、涼太郎は涼太郎」と3人との再会がうれしい様子で、板垣は「会うと2人からイジられるんですよね」と吐露しつつ、「イジられると懐かしいなと思います。うれしい……というのもちょっと変かもしれないですけど」とこちらも喜びの表情を見せる。メイキングドキュメンタリー映像がスクリーンに映し出されると、仲良さそうに語り合う場面もあった。
また、平手と板垣のやりとりに、司会者からは「大丈夫ですか。ちょっと距離感が」と心配の声が寄せられ、「なんか、俺だけ距離感あるんですよね」と愚痴をこぼす板垣。平手が「いつもだから大丈夫」とわざと冷たくあしらうと、すかさず板垣は「いつもじゃねーわ! いつも仲良くやってただろ!」とツッコミ。さらに司会者からも「終わるまでに縮まるといいですね」とイジられる始末で、板垣は「やめとけ!」と叫んで会場の笑いを誘った。
その後も板垣は滑り笑いを連発。撮影エピソードを熱弁するとなぜか会場が静まり返ってしまい、「おい!」というシンプルなツッコミで会場は爆笑に包まれた。予想だにしない展開に、平手はアヤカに助けを求めるように抱きつきながら「すごい」と笑顔。月川監督は、「実は平手さんから『1回は会場を笑わせてね』とお題を出されて板垣瑞生はここに立ってるんです。こんなに静かにさせるなんて……」と暴露。結果的には、平手と観客を笑顔にした板垣だった。