東京2020組織委員会は3月24日、東京2020競技体験プロジェクト第3弾イベント「TOKYO 2020 Let's 55 ~レッツゴーゴー~ with 福島県」を、福島県いわき市にて開催する。

  • 東京2020 競技体験プロジェクト第2弾(with 青山スポーツフェス)の様子

    東京2020 競技体験プロジェクト第2弾(with 青山スポーツフェス)の様子

同委員会は、東京2020大会で行われる全55競技を体験できる場を届けるプロジェクト「TOKYO 2020 Let's 55 ~レッツゴーゴー~」を開催している。第3弾の今回は、東北で初の開催となる。

イベント当日は、東京2020大会で行われる全55競技中、11競技(オリンピック競技:8競技/パラリンピック競技:3競技)が体験可能。

会場は、福島県いわき市小名浜辰巳町のアクアマリンパーク、イオンモールいわき小名浜2階マリンコート、小名浜潮目交流館(小名浜さんかく倉庫2号棟)。時間は10:00~15:00を予定している。雨天・強風など荒天の場合、屋外ブースでのイベントはイオンモールいわき小名浜にて実施される。

  • 会場となるアクアマリンパークと小名浜潮目交流館

    会場となるアクアマリンパークと小名浜潮目交流館

マリンコート(イオンモールいわき小名浜2階)では、リオ2016大会などオリンピック・パラリンピックを撮影した報道写真を展示。パラリンピックの正式競技であるボッチャの体験会も開催される。

アクアマリンパークでは、自転車競技(BMXのレースを体験できる約30mのパンプコース)体験のほか、「30分で乗れる自転車教室」も実施。車いすテニス・ラグビーのコーナーでは、国内外で活躍するラグビー選手や女子車いすテニスプレーヤーが来場し、選手とともに競技体験ができるという。

小名浜潮目交流館では、VRを活用してフェンシングの試合が体験できる「VRフェンシング」、ボッチャ体験、「ボルダリング」体験ブースを設けたスポーツクライミングコーナー、パラ卓球体験会を開催。野球・ソフトボールのコーナーでは、表彰台に立って選手気分で撮影できるフォトスポットなどを設置する。

  • 競技体験ブース・マップ

    競技体験ブース・マップ

マリンコートステージでは、オープニングイベントも開催。東京2020組織委員会アスリート委員で福島県出身の萩原美樹子氏(バスケットボール アトランタ1996大会)と、田中和仁氏(体操 ロンドン2012大会)、田中理恵氏(体操 ロンドン2012大会)らが登場し、東京2020マスコットとともに開会を宣言する。

競技体験フィールドでは、地元の体操教室の小学生~高校生の協力によるパフォーマンスと競技体験を実施。2020年から新種目として追加された自転車競技「BMX」の体験コーナー、フリースタイルバスケのメンバー「Ninja Skill Ballerz」によるパフォーマンス、フリースタイルフットボールのパフォーマンスも予定している。