サポーターズは3月1日、2019年卒業見込みの全国の大学生を対象とした就職活動(以下、就活)に関する実態調査の結果を発表した。調査期間は2018年12月5～12日で、有効回答は560人。
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就活にかかった費用
就活前に不安だったことを聞くと、1位「就職できるかどうか」(60.4%)、2位「志望業界や企業が定まらない」(44.5%)、3位「自己分析が進まない」(37.7%)と続き、「就活費用」(31.4%)は5位だった。
しかし、就活で実際に大変だったことでは、「就活費用」(34.1%)がトップ。次いで「スケジュールの過密さ」(33.6%)、「エントリーシートなどの負担」(30.2%)の順となった。
就活にかかったトータル費用は、全国平均16万1,312円、関東平均12万7,664円、地方平均18万2,633円。詳細をみると、交通費・宿泊費では「5～10万円未満」(22%)、カフェ・飲食代では「1～3万円未満」(39%)、リクルートスーツやバックなどの備品代では「3～5万円未満」(26%)の金額帯が最も多く、就活費用の中でも交通費・宿泊費の負担が大きいことがわかった。
就活を開始した時期を調べると、3月の就活解禁前に開始した学生は97.1%に上り、特に年内開始は70.7%と、前々年(46.4%)と比べて大幅に増加した。また、6月の選考解禁前に就活を終了(内定承諾)した学生は39.8%と、こちらも前々年(26.0%)より増えており、就活開始・終了ともに早期化していることが明らかになった。
