高松琴平電気鉄道(ことでん)とJR西日本は、「IruCa」エリアにおける交通系ICカードの全国相互利用サービスに関して、3月2日からサービスエリアを拡大し、ことでんバスでも「ICOCA」をはじめとする交通系ICカードが利用可能になると発表した。
「IruCa」エリアにおける交通系ICカードの全国相互利用サービスは、2018年3月からことでんの全鉄道路線にて開始されているが、今回のサービスエリア拡大により、ことでんバスの全路線バスと高松空港リムジンバス(高松~高松空港間)でも「Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca(マナカ)」「TOICA」「PiTaPa」「ICOCA」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」が利用可能となる。
また、ことでんバスの全路線バスの車内、高松空港リムジンバスの車内、高松駅前バス総合案内所、瓦町バス案内所で、上記交通系ICカードのチャージ(入金)も可能になる。ただし現在、「IruCa」が利用可能な大川バス・小豆島オリーブバス・コミュニティバスおよび電子マネー端末は今回のサービスエリア拡大の対象外であり、「IruCa」を他の交通系ICカードエリアで利用することはできない。
ことでんバスではエリア拡大を記念し、オープニングセレモニーを3月2日10時から高松空港国内線到着ロビーにて開催。ことでんのマスコットキャラクター「ことちゃん・ことみちゃん」も参加するテープカットや、オリジナルデザインの瓦せんべいの無料配布(先着100名)が行われる。