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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。

雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。

講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。


そのままパンに塗っても担々麵などの料理に加えても美味しいピーナッツバター。この記事では、無糖・加糖やクランチタイプなど、ピーナッツバターの選び方と市販のおすすめ商品を紹介。フードスタイリストが選ぶランキングやユーザーのイチオシ商品、口コミも!

あなたが欲しいのはどっち?
ピーナッツクリームと何が違う?ピーナッツバターとは

ピーナッツバターとは、乾燥させて炒ったピーナッツをペースト状になるまですりつぶしたもの加工食品です。乳脂肪分は使用せず、ピーナッツから出る油分のみでペースト状に仕上げています。

一方で、ピーナッツクリームはピーナッツバターに砂糖や水飴、植物油脂を加えて練り、クリームや食塩で味を整えたもの。なめらかで甘いので、パンに塗って食べやすいのが特徴です。

フードスタイリスト江口恵子さん直伝!
ピーナッツバターの選び方

出典:Amazon

フードスタイリストで料理家でもある江口恵子さんへの取材をもとに、ピーナッツバターを選ぶときのポイントをまとめました。ピーナッツバターとひと口に言ってもさまざまなタイプがあります。

たんぱく質が豊富なものや甘くないもの、日々の用途に合わせて選ぶとより楽しく効果的に楽しむことができます。

ポイントは下記の通り。

【1】加糖 or 無糖
【2】クリーミー or クランチ
【3】焙煎が深め or 浅め
【4】国産にこだわるのもあり!
【5】ピーナッツの含有量
【6】容量

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】加糖タイプ or 無糖タイプ

出典:Amazon

ピーナッツバターは、ピーナッツそのものの味を生かした無糖タイプ(ナチュラルピーナッツバター)と、子どもが好む甘みのあるタイプに分かれます。

甘いものだと体に悪いという印象を持っている方もいますが、無糖であれば問題ありません。カロリーも抑えられて、アレンジレシピにも使いやすいのがポイント。

無糖タイプは蜂蜜やメープルシロップなど、好みのものを混ぜたり、上からかけたりと調整できるのがうれしいです。

どちらのタイプも料理やお菓子の素材に使えます。

【2】クリーミータイプ or クランチタイプ

出典:Amazon

ピーナッツバターは、大きく分けると、粒を残した粗びきクランチタイプとクリーミーでなめらかなタイプがあります。好みで選んでもいいですし、料理やお菓子の材料など、使うシーンに合わせて使い分けるのもありです。

クランチタイプのほうは粒入りで歯ごたえもあり、よりナッツ感や香ばしさを感じます。クリーミータイプは舌ざわりがよくなめらかで、塗ったり混ぜたりしやすいです。

どちらもそのままトーストなどに塗ってジャムの代用ができるほか、おかずの隠し味にも活用できるので使いやすくなっています。

【3】焙煎が深め or 浅め

出典:Amazon

ピーナッツバターを比べてみると、色にもかなりの差があるのがわかります。色の濃いめのものは焙煎が深く香ばしいタイプ。色が薄いものはクセのない穏やかな香りです。

スーパーで購入することができるので、見比べてみてください。メーカーによってもかなり違ってくるのでおもしろいですよ。

パンやクラッカーに塗ったり、お酒と合わせたりするには香ばしいタイプがおすすめ。野菜料理や繊細なお菓子には穏やかな香りの色の薄いタイプが使いやすいです。

【4】国産にこだわるのもあり!

ピーナッツバターはアメリカンなイメージが強いかもしれませんが、落花生の産地、千葉県産のピーナッツを100%使用した国産のピーナッツバターも最近では増えています。

繊細かつ香り高い風味が国産タイプの特徴です。国産ピーナッツバターは成分が異なり、乳化剤や香料、砂糖も無添加のものが多く、健康に気をつかう人でも安心して食べられます。

保存方法や賞味期限も大きく変わるので、あらかじめ見ておきましょう。海外産のものは輸入している分、値段も高く、甘いものが多かったりもします。

ピーナッツには良質のたんぱく質と脂質が含まれているので、品質にこだわって適量を食べることをおすすめします。

【5】ピーナッツの含有量に注目!

出典:Amazon

砂糖や塩などを一切使用しておらずピーナッツだけを100%使用した商品は、ピーナッツそのものの味をダイレクトに感じられる点が一番の魅力です。

しかし、パンに塗って食べるときに、ピーナッツバター自体が堅いために、均一に伸ばしづらいという点には注意が必要です。

反対に砂糖や塩でピーナッツを伸ばしてあるタイプは、ピーナッツの風味という点では若干劣りますが、パンに塗って食べやすいので、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭に適しています。

素材の味を重視する人はピーナッツの含有量が多いタイプを、食べやすさを重視する人はピーナッツの含有量が低めでパンなどに塗って食べやすいタイプの商品を選ぶのがおすすめです。

また、ピーナッツを100%使用した商品は、保存状態によっては瓶の中でピーナッツバターと油が分離してしまうことがあります。寒い時期などは堅くてかき混ぜにくいですが、少し温めてスプーンなどでかき混ぜてあげれば品質的には問題ありませんので、おいしくいただくことができますよ。

【6】使い切れる容量を選ぶ

出典:楽天市場

「ピーナッツバターを毎日でも食べたい」「料理にもドンドン使いたい」「家族が多いので消費するのが早い」という人には、コストパフォーマンスを重視してビッグサイズの商品を選ぶのもひとつ。

一般的なピーナッツバターの内容量は150~350グラムといったところですが、大容量タイプの商品は1キロを超えるものもあり、小分けに瓶詰めされたものよりもコストパフォーマンスに優れていることがあります。

ただし、ピーナッツバターは比較的日持ちがする食品とはいえ消費期限もあります。コストパフォーマンスを重視するあまり、消費期限までに食べきれないほどの商品を購入してしまわないようにしたいですね。

開封後は早く食べたほうがいいので、小分けのボトルを複数セットで購入するのもおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)