お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、ネット上で炎上した自身の発言についてコメントした。
13日放送の同番組で、HKT48の指原莉乃は、暴行問題があったNGT48の組織運営の問題点を指摘し、「現状、偉い人が仕切っても何もできない状況。私が立っても何もできないとは思う」と意見。すると松本は、「お得意の身体を使って何かするとか」とふざけ、指原は「何言ってるんですか? やば」とツッコんだ。
これが炎上へと発展し、複数のメディアが「セクハラ問題」としてこのことを取り上げた。それを受け、指原は自身のツイッターで、「ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく…改めて録画をチェック……………松本さんが干されますように!!!」と冗談交じりにコメント。松本も、指原の投稿をリツイートし、「指原様~」と反応していた。
20日放送の冒頭、松本は「今日をもって、無口なコメンテーターに。新しいジャンルで。ギャラ泥棒になっていこうかな」と宣言。問題とされる発言部分をカットしなかったことについては、「基本的にこの番組は、僕の発言をできるだけカットせずに使っていきたいという暗黙の了解がある」と前置きし、それでもカットを指示しなかった理由を、「鬼のように滑っていたからなんですよ。鬼のように滑っていたら、逆に恥ずかしくて言えない」と明かした。
「炎上はこの先もしていくと思うんです。これはしょうがない」とした上で、「得るものもある」「大火事になった時に本当に大切なものが見える」という松本。炎上の中での救いの手を「消火器を持って駆けつけてくれる人」と表現し、指原莉乃、高須クリニック院長・高須克弥氏などの名前を挙げた。
また、指原が近いうちに番組出演することに触れ、「直接、指原に。俺がここで言うのもあれやし」とコメント。「なんぼそれなりに親しくても、テレビに出た時はもうちょっと堅苦しくしゃべらなアカン世の中になってきたのかな」と吐露していた。