マクロミルは1月15日、ニュースレター「HoNote通信」vol.169として、「花粉症」に関する調査結果を発表した。調査は1月7日~8日、スギ花粉による花粉症の症状がある人1,000名(全国5エリア性年代人口動態割付)を対象に、インターネットで行われた。

  • 花粉症対策を始めるタイミング

    花粉症対策を始めるタイミング

日本気象協会が発表した「2019年 春の花粉飛散予測(第2報)」(2018年12月12日発表)によると、早いエリアでは2月中旬からスギ花粉の飛散が開始するとのこと。そこで、いつ頃から花粉対策を開始するのかを聞いたところ、どのエリアにおいても3割~4割弱の人が2月前半以前から始めると回答。また、「(時期は決めず)症状が出始めたら」という人も同じく3~4割いることがわかった。

  • 花粉症の症状

    花粉症の症状

花粉症の症状を聞くと、多い順に「鼻水」(92.6%)、「くしゃみ」(86.6%)、「眼のかゆみ」(82.5%)、「鼻づまり」(72.8%)、「鼻のかゆみ」(44.0%)という結果に。その中で、最もつらいと感じる症状を教えてもらったところ、「鼻水」(41.2%)が最も多く、次いで「鼻づまり」(22.7%)、「眼のかゆみ」(21.0%)と続いた。

続いて、今年の花粉症対策について尋ねると、17%が昨年よりも強化するとのこと。強化する花粉症対策としては「マスク」(50.9%)、「病院での診察、治療、処方箋医薬品など」(36.8%)、「眼薬」(35.7%)が上位となった。

  • 花粉症対策にかける予算

    花粉症対策にかける予算

今年のスギ花粉シーズンの花粉症対策にかける予算について聞いたところ、「1,000円以上~3,000円未満」(47.2%)、「3,000円以上~5,000円未満」(25.2%)が多く、予算の平均額は4,550円となった。