周りの目を気にすることなく何かに熱中する人(=熱中人)たちを紹介するフジテレビの単発バラエティ番組『熱中人』の第3弾が、きょう27日(24:25~25:25)に放送。今回は、北海道大学の学生寮「恵迪寮」からのレポートや、東京・渋谷での街頭インタビューで次々に“熱中人”を発掘していくほか、この番組に欠かせない存在となった、幸手に住むアニメ熱中人・中村さんに密着し、ナンバーワン熱中人を決定する。

スタジオは、EXILE NAOTOと田中みな実のMCに、審査員を高嶋政宏、長嶋一茂、小峠英二が務め、さらに別室から渡辺直美が参加。自由すぎる高嶋と長嶋に翻弄(ほんろう)されながら、大いに盛り上がった収録を終えたNAOTO、渡辺、小峠、田中に、話を聞いた――。

  • 田中みな実、NAOTO、渡辺直美、小峠英二

    『熱中人』に出演する(左から)田中みな実、NAOTO、渡辺直美、小峠英二

初めてキツいと思った

――非常に盛り上がった収録でしたが、まずは感想をお願いします。

NAOTO:本当にたくさんの熱中人の方を見せていただいて、それぞれ自分の世界がたくさんあるんだなと思ったのと、「こういうことに熱中する人もいるんだ!」っていう新しい世界を見させてもらいました。また、今までは渡辺さんと一緒にやらせてもらってたんですけど、今回は「審査員」という新しい制度で出演された高嶋政宏さんと長嶋一茂さんから“相当”なお話が聞けたなと思いました。手応えはあるんですが、そこがどこまで放送されるのか…(笑)

渡辺:ほぼカットになるのかなと思います(笑)。でも、ゲストの皆さんが熱中人に対して熱く思ってくれていたのがうれしかったですね。熱中してることってあんまり普段しゃべる機会がないじゃないですか。こっちも気をつかっちゃうし。でもこの番組は、悪い言い方をするとデリカシーなくグイッと迫っていけるので、みんながすごく輝いていて、私たちの知らない世界をいろいろしゃべってくれて、自分もなにかに熱中してみたいと思ったりして、視野が広がるんですよね。今回はグッとくるちょっと涙みたいなのもありましたし。

小峠:ねーよ!そんなもん!!

渡辺:ほら、選挙とか!(爆笑)

小峠:でも、いろんなジャンルでいろんな角度から熱中してる人を見ると面白かったですよね。こんなに周りを見ず、カメラも気にせず熱中できる方がいらっしゃるということに、ちょっとすごいなと思いましたよ。あと、ゲストの高嶋さんと一茂さんは、2人とも個々としてはものすごく素晴らしいプレイヤーだと思うんですけど、同時には呼ばない方がいい(笑)

渡辺:学びましたね。2人合わせちゃダメですね。初めてキツいなって思いましたもん(笑)。今まであのお2人はすごい優しい先輩だと思ってたんですけど、合わせるとちょっとキツいかな(笑)

小峠:VTRで料理してる場面があって、高嶋さんが一茂さんに「普段料理とかするんですか?」とか聞いてて、「なんちゅうしょうもない会話!」って思いましたよ(笑)

(一同爆笑)

NAOTO:なんにも話題がないときにする会話(笑)

渡辺:初対面だから(笑)

田中:あの2人が脱線していくと、NAOTOさんが一生懸命軌道修正しようとして、その姿にちょっとグッときましたね。大丈夫かな?って(笑)

NAOTO:1時間半の収録でこんな疲れることはなかったです。体力というより精神力を削られた感じで、ライブ以上のカロリーの消費でちょっとビックリしました(笑)

――直美さんは、セットと離れていたので、スタジオのトークに入れないときもありましたよね(笑)

渡辺:離れてて向こうのテンションがよく分かんないから、こっちはまだ笑ってるのに、そっちはもう次の話題にいってるみたいなこともあって。あの2人、意外と熱が冷めるの早いんですよ(笑)。急に一茂さんが真面目な話をしだすときもあったし。そういうときに、私の補足ポイントの説明が入りづらくなったんですけど、全体的には良かったと思います。みんなが1つになって(笑)

――あの2人を、皆さん4人で抑えようというチームワークが伝わってきました(笑)

田中:でも、あの2人ですら黙ってしまうような熱中人も出てきますからね。