秩父鉄道は18日、約2年ぶりとなる「SLパレオエクスプレス」冬季特別運転として、休止していたSL列車の運転を2019年1月1日から再開すると発表した。

  • 「SL初詣号」イメージ

「SLパレオエクスプレス」を牽引する蒸気機関車C58形363号機は、9月27日の点検作業で車両に不具合が発見されたため、9月28日から12月9日までSL列車の運転を休止していた。このたび蒸気機関車の修繕が完了したため、2019年1月1日から約2年ぶりの冬季特別運転として、SL列車の運転を再開することが決定した。

「SLパレオエクスプレス」冬季特別運転日は2019年1月1~3日、1月5・6日、2月3日、2月9~11日、2月16・17・23・24日、3月2・3日の計15日間。運転時刻は熊谷駅10時10分発・三峰口駅12時50分着、三峰口駅14時3分発・熊谷駅16時18分着。乗車する際、SL列車に乗車する区間の普通乗車券の他にSL座席指定券(大人・小児同額720円)またはSL整理券(大人・小児510円)が必要となる。

  • 「SLちちぶストロベリーエクスプレス」イメージ

  • 「SL秩父錦号」イメージ

「SLパレオエクスプレス」冬季特別運転に伴うイベントとして、「SL初詣号」「SLちちぶストロベリーエクスプレス」「SL秩父錦号」も予定されている。

「SL初詣号」は1月1~3日に実施され、日章旗・特別ヘッドマーク・お正月飾りを掲出するほか、小学生以下のこどもたちを対象としたお年玉プレゼントや、特別乗車記念証のプレゼント(数に限りあり)が用意されている。

「SLちちぶストロベリーエクスプレス」は1月5日に実施され、特別ヘッドマークを掲出するほか、SL車内(下り熊谷~秩父間)で秩父いちごの試食やPR、特別乗車記念証のプレゼント(数に限りがある)が行われる。「SL秩父錦号」は1月6日に実施され、特別ヘッドマークを掲出するほか、SL車内(下り熊谷~秩父間)で日本酒試飲・販売、特別乗車記念証のプレゼント(数に限りがある)が行われる。

2月のSL運転日にも車内イベントを多数実施予定で、イベント詳細は随時案内することのこと。