SMART SOUND LAB(スマートサウンドラボ、以下SSL)は11月26日、「スマートフォンによる決済サービス利用者の実態把握調査」の結果を発表した。調査時期は11月、調査対象は北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県在住の20代~50代の個人、有効回答は100人。

  • キャッシュレス社会の中で「実は不便なのでは?」と感じること

キャッシュレス社会がやってくると思うか尋ねたところ、「10年以内」が27.2%、「10年より先」が17.5%、「5年以内」が16.5%、「3年以内」が14.6%となり、計58.3%が10年以内にキャッシュレス社会がやってくると考えていることが判明。一方、「キャッシュレス社会は結局やってこないと思う」という人も24.3%いた。

キャッシュレス社会になって欲しいと思うかとの問いには、「なってほしくない」が約3人に1人にあたる33.0%を占め、「なってほしい」の28.2%を上回った。年代別にみると、30~40代で「なってほしくない」と答えた割合が高く、特に40~44歳では63.6%に上った。

キャッシュレス社会の中で、「実は不便なのでは?」と感じることを聞くと、「震災の時など、電気が使えない時などが不安」が最も多く54.5%。次いで「なりすましなど、セキュリティが不安」が42.7%、「個人情報の流出が心配」が40.8%と続いた。