お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが、12日に放送されたTBS系バラエティ番組『中居くん決めて!』(毎週月曜23:56~24:55)で、個人の趣味について持論を述べた。
同番組は、一般の人々からの「自分では決められない選択の悩み」を聞き、出演者が意見を出し合いながら中居正広が結論を出すというもの。12日放送回では、「ドルフィードリーム」シリーズのドールにハマった24歳の男性会社員が登場。「自分だけのかわいいを作りたい」という思いのもと趣味に没頭している日々を過ごしているが、親からは「私たちが死んだらあんた一人よ」と心配されていることから、「自分は一人っ子だし、親のことを考えると申し訳ないなとは思う。趣味をやめるとしたらやっぱり年齢だったり、結婚問題だったりとか。そういうところにぶつかってくると……」と一抹の不安を感じているという。
この趣味を続けるべきか、やめるべきか。その問いかけに対してカズレーザーは「女性でドール好きの人もいるんです。そこで仲良くなる方法もある」と指摘。「本当にわかってもらえないんですけど、僕は赤い服が好きなんです」と切り出し、「赤い服を着てるんですけど、『なんで赤い服を着るの?』と聞かれるんですよ。そんな理由なんか、あるわけないんですよ。だって『好きだから着てる』以上の理由なんかないんです」と実体験を告白した。
中には「なんかあるんでしょ?」と食い下がるインタビュアーもいるらしく、「昔から戦隊ヒーローが好きとか、アニメが好きとか」などの返答で切り抜けているが、「ほかにもあるでしょ?」とさらに迫られることも。そうしたやりとりを思い返し、「なんて言ったらいいの!?」と投げかけ、「“こだわり”って基本的に理由なんてないじゃないですか? それをわかってほしい。何事にも理由をつける昨今の風潮はよくない」と訴えた。
一方の中居も「基本、趣味なんてものは異性も含めて他人に認めてもらいたいがためにやってるものじゃない」とカズレーザーと同意見で、「他人の評価のためにやめたりすることはないんじゃないかな」と続けることを提案。「いずれ環境が変わればそこと相談するんじゃないですかね。経済的なことも、守らなければならない人ができたりすると。それまでは自由に。でも、家族がよければ集めててもいいしね。奥さんが同じ趣味だったら最高だよね」と悩みをかかえる男性にエールを送っていた。