ディップは11月13日、「はたらこねっとユーザーアンケート 定年後の働き方について」の結果を発表した。調査期間は5月14日~6月10日、有効回答は1,451人。
再就職時の不安、1位「年齢に適した就業先が見つかるか」
定年後も働きたいかどうか聞くと、58%が「働きたい」と回答し、「働きたくない」(18%)の3倍以上に達した。「働きたい」と思った理由については、「生活費・扶養費のため」が69%と圧倒的に多く、次いで「社会との接点を持ちたいから」が32%、「健康維持のため」が18%となった。
「働きたい」と答えた人に、定年後の再就職に向けて不安なことを尋ねると、「年齢に適した就業先が見つかるか」が69%でトップ。以下、「十分な収入が得られるか」が61%、「自分のスキルに適した就業先が見つかるか」が50%と続いた。
ユーザーからは、「今はまだ体力的にも大丈夫だけど、年々歳を取ると気力・体力とも落ちてくるので対応ができるか不安です」(ミサさん)、「自分は体力がある限り働きたいと思っているが、受け入れてくれる会社、職場があるのか心配」(あけんちゃんさん)、「想像がつかない・60代くらいになった時の自分の健康状態や家庭環境が全く想像がつかないため、正直全部を選択したいくらい、不安だらけです」(スーニーさん)など、体力面や働き口、さらには全てが不安という声も寄せられた。
定年後の再就職に向けて準備していることは、「健康の維持・体力づくり」が50%、「貯金」が36%、「資格取得・スキルアップ」が36%となった。