JR北海道は6日、旭川駅が開駅120周年を迎えたことを記念し、「旭川駅120周年祭」を11月23日に開催すると発表した。社員がガイドを務める旭川駅開駅120周年見学ツアーをはじめ、鉄道用品の限定公開、こども向けのミニゲーム、撮影スポットの設置などを実施する。旭川駅開駅120周年「記念入場券セット」も同日に発売され、旭川駅に特設販売コーナーが設置される。

  • 「旭川駅120周年祭」は11月23日に開催される

「旭川駅120周年祭」で実施される見学ツアーは、旭川駅社員がガイドとなって旭川駅の駅舎の案内し、車両の分割作業を見学し、鉄道用品に触れることもできる。12時20分と14時に出発する2回のツアーが予定されており、募集人数は各回20名。参加費は無料だが、事前に電話による申込みが必要で、11月9日10時30分から11月21日17時まで旭川駅の電話にて受け付ける。

鉄道用品の限定公開では、日々の鉄道を動かすために欠かせない鉄道用品の展示コーナーを特別に設けて公開。普段、目にすることの少ない鉄道用品を間近に見られる機会となる。こども向けの企画では、「わくわくちびっこ広場」としてボウリングゲームなどのミニゲームが行われ、点数に応じたプレゼントも用意される。

撮影スポットでは、今年3月にデビューした「道北流氷の恵み」号のパネルや、懐かしの駅伝言板を模した撮影スポットを設置。なお、旭川駅では駅伝言板に掲出する「駅にまつわる想い」として「旅の思い出」「この地を旅立つ決意」「駅で交差したあの人への想い」などのイラスト・文章を募集している。撮影スポットの設置期間は11月23~30日。

旭川駅開駅120周年「記念入場券セット」は、旭川駅および同駅が管理する18駅を合わせた計19駅の入場券セット。価格は1セット3,230円で、1,500セット販売される。旭川駅みどりの窓口にて11月23日から販売開始し、2019年3月31日まで販売予定だが、なくなり次第終了となる。

11月23日の「旭川駅120周年祭」の特設販売コーナーで「記念入場券セット」を購入すると、1セット購入につきにオリジナルトートバック(先着50名)またはオリジナル缶バッジ(先着350名)1個をプレゼント。オリジナルグッズに当たりが同封されていた場合、15名に特製ヘッドマークプリントTシャツがプレゼントされる。