京都鉄道博物館は2日、JR西日本の営業線とつながっている引込線を活用した現役車両の展示として、線路の保守で活躍する貨物車ホキ800形式2両を11月13日から12月2日までの期間に展示すると発表した。

  • ホキ800形式が京都鉄道博物館に展示される

国鉄時代に製作されたホキ800形式は、バラストと呼ばれる石を線路に撒くための専用車両「ホッパ車」として運用されており、京阪神地区に在籍するのは今回展示する2両のみという貴重な車両となっている。

11月13日から12月2日までの期間中、京都鉄道博物館の本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアに展示される。なお、営業線を運転して搬入するため、輸送上の都合などにより展示を中止する場合がある。