Hotels.comはこのほど、「ワークライフバランスと国内出張に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は9月14日~17日、全国の20~65歳の働く男女500名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 会社で実施している施策/実施したい施策

    会社で実施している施策/実施したい施策

日本人の働き方の改善状況について尋ねたところ、39%が「改善されてきたと思う」と回答した。また、64%が「会社または自身で実践している制度や取り組みがある」と回答している。

会社または自身で実践している制度や取り組みについては、61%が「十分ではない」と答えた。33%は「有給休暇の消化の奨励」、26%は「フレックスタイム」に取り組んでいると答えている。また、出張の前後にレジャー旅行をする「ブレジャー」の奨励については、20%が実施したいと考えていることがわかった。

日帰り出張に疲れを感じるか尋ねたところ、70%が「感じる」と答えた。できれば日帰り出張は避けたいと思うか聞くと、63%が「避けたい」と回答している。

  • 日帰り出張に疲れを感じますか

    日帰り出張に疲れを感じますか

出張で会社負担で出張の前後にもう1泊できることになった場合、延泊したいか尋ねると、67%が「延泊したい」と答えた。その理由としては、「余暇を楽しむ時間ができると考え、延泊する」「しっかり休息することで生産性を高められるので、延泊する」などが挙げられた。

  • 出張で会社負担で出張の前後にもう1泊できることになった場合、延泊したいと思いますか

    出張で会社負担で出張の前後にもう1泊できることになった場合、延泊したいと思いますか

日帰り出張を延泊に変更した場合のメリットについて聞くと、「睡眠時間が確保され、体に無理がない」(48%)が最も多くなり、「気分転換に観光ができる」(38%)が続いた。体調管理のほか、ブレジャー(ビジネス+レジャー)の促進につながると考える人も多いことがわかった。