大幸薬品は10月11日、「家庭内ウイルス感染の実態調査」の結果を発表した。同調査は、2017年11月~2018年2月における本人および同居者の感染実態について、全国4,207名を対象にインターネットで行われた。調査期間は4月6日~8日。
2017年11月~2018年2月の間に、回答者本人および同居者がインフルエンザなどの感染症に罹った人がいたか尋ねたところ、全体の25.7%が「いる」と回答した。
大人だけの世帯では22~27%前後という割合だったが、孫のいる世帯では全体平均を大きく上回り、62.7%を記録。また、「小学生以下の子どもがいる世帯」では37.8%、「高校生以下の子どもがいる世帯」では35.7%と、子どものいる家庭でも全体平均を10ptほど上回る結果となった。
続いて、家庭内での同時感染について調査を実施。同調査における「同時感染」とは、「感染者の発症前1週間~発症後1週間の2週間の間に他の同居者が同じ感染症を発症した状況」のことを指している。
調査の結果、44.8%の家庭で同時感染があることが明らかに。その割合は、子どものいる家庭で平均よりも高い傾向が見られ、「小学生以下の子どもがいる家庭」で56.2%、「高校生以下の子どもがいる家庭」では53.3%、さらに「孫がいる家庭」では76.9%という高い割合を示した。