女優の馬場ふみかが5日、大阪・枚方市内で行われた主演ドラマ『深夜のダメ恋図鑑』(ABCテレビ 7日スタート、 毎週日曜23:35~/テレビ朝日 6日スタート、毎週土曜深夜2:30~)のトークイベントに参加した。

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    馬場ふみか(左)と、ふくだももこ監督

同作品は、累計発行部数200万部(※電子版DL数含む)を記録した尾崎衣良の同名コミックを原作に、ダメな恋愛に振り回される元ヤン女子の円(馬場)、マザコン彼氏と同棲中の佐和子(佐野ひなこ)、少女漫画がバイブルの千代(久松郁実)の恋模様を描く連続ドラマ。夜な夜な集まっては恋バナに花を咲かせる3人が、出会ったダメ男を痛快にぶった斬る女子会トークが見どころだ。

馬場は、同作品の演出を手がけたふくだももこ監督とともに登壇。ケンカ上等の元ヤン役だけに、劇中ではダメ男にキレて啖呵(たんか)を切るシーンもあるが、「私自身は怒るとムッとして黙っちゃうタイプなのでキレることはないけど、口に出して言えるのは気持ちいい。ストレスが発散できた気がします」と手応えを語っていた。

また、ドラマの内容にちなみ、イベントの観客から寄せられた“ダメ男エピソード”をぶった斬る一幕も。成人式で再会した元同級生の女子への告白をためらっているうちに、彼女に彼氏ができてしまったと嘆く男性には「それはもう自分が悪い! 次に好きな人ができたら、絶対に言った方がいいです」と一喝。さらに、ふくだ監督も、別れた彼氏といまだに同居を解消していないという自身の悩みを披露した。馬場は監督の身を削る告白に笑いながらも、「まずは引っ越しましょう!」と的確なアドバイスを送って会場を沸かせていた。

イベント後の会見では、“ダメ男”体験を聞かれ、「それがないんですよね~。私の周りはいい人ばかりです」と笑顔で答えた馬場。「イヤだなと思う男性は、家族の悪口を言う人。家族を大事にして、ちゃんと仕事をしていて、そこに尊敬が持てる人がいいですね」と理想のタイプを明かした。

そこに、すかさず報道陣から「ちなみに今、意中の人は?」と質問が飛び、馬場は「いないです!」と即答しながらもアタフタ。芸能人の会見にはおなじみの、不意を突いて恋愛事情を聞かれる直撃は初体験だったようで、「怖~っ!こんなの初めて!」と動揺をあらわにして笑いを誘った。