元ボクシング世界チャンピオンの内藤大助が、30日(18:30~20:54)に放送されるテレビ朝日系情報バラエティ番組『ビートたけしのTVタックル』のゴールデン2時間半SPで、なりすまし詐欺業者と"対戦"する。
今回は、被害件数が急増している振り込め詐欺などの特殊詐欺や盗聴について特集。内藤のほか、中条きよし、金子恵美、パーマ大佐、マイケル富岡らが「タックル犯罪リサーチャーズ」として、詐欺や盗聴の手口を体当たりで調査する。
内藤は誰もが知る大会社の社名を勝手に名乗り、実際には発生していない未納料金の支払いを携帯にショートメールで請求する「大企業なりすまし詐欺」を調査。迷惑メールを送る業者に直接電話交渉すると、"カガワ"と名乗る担当者から、身に覚えのない有料サイトに昨年から会員登録していて、その未納金を本日中に振り込まないと明日から訴訟の手続きが始まる、と言われる。
それに対し、内藤が「納得できない、記憶に無い」と言っても、「記録に残っている」「電話を切ると裁判手続きを進める」と、用意周到な答えでまったくひるまない様子。しかし、内藤が「これ詐欺じゃないですよね?」と核心を突くと、相手の口調が急変し、本性を現して緊迫したやり取りになり、電話を切られてしまう。
内藤が再びコンタクトを試みると、まったく声が別の人物が"カガワ"と名乗り、「さっきのカガワくんと違くない?」「一緒ですよ。声枯れたんですよ今」と、明らかなウソでついにはボロが出始める。
一方、中条が調査するのは、「迷惑メール詐欺」。手口を理解した中条は「やり方が面白くないね、気分悪いね」と言い、「こちらも把握できてないんですよ」と続ける業者に、「わからなければできないじゃないかそんなこと! どうやってやるんだよ!」と問い詰める。これにはスタジオのビートたけしも「ホンモノだろ、コレ!」と思わずツッコみ、爆笑していた。