お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と、日本テレビの水卜麻美アナウンサーが29日、同局系新バラエティ番組『犬も食わない』(10月19日スタート、毎週金曜24:30~)の初回収録後に取材に応じた。

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    オードリーの若林正恭(左)と日本テレビの水卜麻美アナウンサー

この番組は「ムダに自撮り女子VSインスアタパトロール女子」「ハロウィンかわいく女子VS地味ハロウィン女子」など、現代社会にはびこる“犬も食わないケンカ”を対照的な2人のキャラクターによるコントで描くもの。コントの終わりには、視聴者アンケートによるケンカの勝敗結果が発表され、若林と水卜アナがVTRを見守りながらトークを展開していく。

スタジオではこのトークが大いに盛り上がり、若林は「カンペ出てるのにずっとしゃべり続けちゃって、水トちゃんがまだ出していない部分が出ちゃってるので、大丈夫かな?って思いましたね。要相談で編集ということになるんじゃないでしょうか」と、水卜アナの暴走を心配。

当の水卜アナも「私がしゃべってるところ、全部なくなっちゃうかもしれない(笑)」と自覚しながら、「若林さんとは、9年前の新人の時に『NFL倶楽部』っていう番組から『ヒルナンデス!』もご一緒していたので、しゃべりやす過ぎて、言いたいことも言い過ぎちゃって、本当にスッキリしましたね(笑)」と、他の番組ではなかなか言えない意見を発散できたようだ。

また、取材陣から“犬も食わない”エピソードを聞かれた水卜アナは「わざと太ってるわけじゃないんですけど、一時期“ビジネスぽっちゃり”だってネットニュースですごい言われたんです。『オイシイから自分で丁度いいくらいに太りにいってる』と書かれて、それに関して私は『マジふざけるなよ』って思ったんです」と怒った過去を告白。

「私だって女子だし、モテたいし、かわいくいたいし、だから一生懸命ダイエットとか締め色の服着たりとかいろいろしてるのに、“ビジネスぽっちゃり”ってなんなんだよってすごい怒ったんですけど、ふと我に返って、『マジどうでもいいな』って思いました(笑)」と、“ビジネスぽっちゃり”と“リアルぽっちゃり”の論争に、すぐ終止符が打たれたことを振り返った。

再現コントには、紺野ぶるま、かもめんたる・岩崎う大、ガリットチュウ・福島善成、そしてオードリー・春日俊彰といった芸人から、伊藤沙莉ら女優陣、小倉優香といったグラビアアイドルも登場。

水卜アナは「根底には『どっちでもいいわ!』って気持ちがあるんですけど、あえてしっかり考えていくと、どうしたらもっと生きやすいのかが分かってくると思うので、この番組を通して日本が良くなればいいなと思ってます!」と壮大な目標を掲げ、若林は「すごいこと言うね(笑)」と圧倒されていた。

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    “犬も食わない”ポーズ